病院で薬剤師を経験!病院の将来に不安を感じて転職を決意
転職前は病院にて薬剤師をしており、転職は同業で他の病院に転職しました。性格的にはあまり短絡的に結論をださなく、考えに考えた末に行動するタイプです。
現在の組織の中での先がみえはじめ、給与や業務でよりよい環境を探してみたくなったことが大きな理由です。
その際の転職業種は今までのスキルをいかせる同業種に絞り、異業種は考えていませんでした。
「マイナビ薬剤師」と「リクルートエージェント」を利用して転職活動
転職活動自体は、最初は自ら病院を探して活動を行っていましたが、調査力に限界がありましたので、途中から「マイナビ薬剤師」「リクルートエージェント」「転職ドットコム」を活用しました。
結果的には、「マイナビ薬剤師」にてエージェントのサポートを受けながら活動を行って、現在の病院に内定をもらいました。
給与面と定年以降の再雇用などの条件は必須だった
転職に際しては「給与アップ」を最優先しました。将来のこともそうですが、そのために今からしっかりと稼いでおきたかったからです。
【1】給与アップ:前職よりも下回らない事で、基本給と賞与のみで考えていました、
【2】休日の確保:日曜日基本休みでの四週八休みである
【3】定年後のフォロー:60歳以降の再雇用制度がきちんとあるか、また、その際の月収を明示してくれること。
給与面については、年収600→700万円にアップしました。ただ、前職の病院から距離はかなり離れたため通勤時間が1.5倍ほどに増えました。
受けた病院数は少ないが半年で転職成功
わたしが受けた病院の数は2つですが、それというのも交渉に苦戦したことと、職場環境を確認するために多くの時間を使ったからです。
結果的に、転職活動が終了して新しい病院に務めるまでに半年を要しました。
退職交渉自体は、引き継ぎを含めて3ヶ月程度です。ちょうど、新卒の薬剤師の採用も行なっていたため、そこで補充を行なったようです。
■転職活動の結果
応募会社:2
書類通過:2
一次面接通過:2
内定:2
転職活動では自分の待遇や職務詳細の理解に苦しんだ
特に心理的にストレスになったのは、転職先の細かな事が、確認してもなかなかわからなかった点です。
その為、実際の業務の忙しさなどは曜日時間帯を変えて自分の足を使って現場を確認しました。それでも、就業規則は入社してからしか配布されない為、細かな点を解決するのが辛かったです。
最も優先したかった給与待遇アップの交渉は苦戦
面接での給与の交渉は特に苦戦しました。
こちらからは給与を上げて欲しい根拠資料は用意しますが、採用結果にも直結する可能性が高いためこちらから強引に提示もできませんでした。
そのため、先方との複数回のやりとりの中で信頼関係を構築してから、こちらが考える希望年収を伝えるようにしました。結果、何とか最終的に予定の年収額を提示いただけました。
薬剤師ではあったが面接は定番の質問が多かった
面接で聞かれた質問は薬剤師だからといって特別なことを聞かれたわけではありません。以下のような質問がメインでした。
【Q1】転職の動機
現在就労している病院の将来が見え始め、将来的に同じところで働けるか疑問に感じたため。
【Q2】何故、この病院を志望したのか?
病院の方針を知ってかなり共感できることが多かったため。また、規模も大きいため患者さんにさらに貢献できると考えたからです。
【Q3】前職までの業務経験内容
薬剤師として調剤業務を実施し、患者さんへの説明など窓口対応も経験した。
給与は前職より上がったが、福利厚生面では若干悪化
転職してから、面接などでも希望として伝え続けた通りに、給与はあがりました。ただ、定期昇給や賞与、福利厚生など就業規則は入社してから配布されたので、あとからびっくりした事はたくさんありました。
面接でも給与面はかなり話し込みましたので、流石に福利厚生まで話をするのは印象も悪いと思い控えてはいました。
また交通費に関しても車通勤に関する規定があまりに少なくびっくりしました。給与アップ分を考えれば十分プラスでしたが、腑には落ちなかったです。
転職エージェントと事前練習などを行い準備はしっかり行なった
面接は最優面接も含めて三度ありました。事前に面接シミュレーションを行いながら、先方が知りたい質問事項に対して先回りした回答をするように心がけました。
給与については直近数ヶ月の明細や源泉徴収票を用意し、自分の考える年収定時を明確にし伝えました。この点は転職エージェントには相談せずに自分の判断で実施しましたが、何とかなりました。
面接を重ねるにつれて、採用担当の方々との信頼関係をいかにきずけたかがポイントだと思っています。