営業職のノルマに限界。憧れの経理職にリクナビNEXTを利用して転職

どんどん高くなる営業職のノルマに限界を感じて転職

転職前は事務機器の新規開拓営業に従事しテレアポ、飛び込み営業を行なっておりました。性格はおとなしく真面目な性格だと思います。

営業職として3年間前職の会社に在籍していましたが、毎年ノルマが上がっていくのがとにかく苦痛でした。

とくに、3年目には「成績がいいから」を理由に、実現可能性が見えない高いノルマを課せられて先が見えなくなりました。

転職活動は「リクナビNEXT」に登録して進めた

転職活動は最初に「リクナビNEXT」に登録していましたが、同時に「リクルートエージェント」にも登録可能ということで、よくわからないままにサービス登録を行いました。

最初は、仕事の疲れもあり連絡するのが億劫でしたが、結果的には、履歴書や職務経歴書の作成補助などのおかげで転職することもできたので、利用してよかったと思っています。

目標は異業種「経理」への転職だった

大学時代は経済学部だったのと、前職の営業職の経験もあり、それらが少しでも活かせる「経理」職に転職したいと決めていました。

【1】業種:経理職に就くことです。これが転職の最たる動機だったので、これを軸に求人を探しました。

【2】勤務地:家庭の都合で勤務地を地元に限定して転職活動を行いました。

【3】社会保険:給与が下がることは覚悟していたため、せめて社会保険に加入しているかどうかは譲らないよう心がけておりました。

とにかく「経理職」に就きたかったので、異業種に転職した際に給料が下がっても問題ないと考えていました。

転職活動は2ヶ月!日商簿記の勉強をしながらの活動だった

経理職に転職するのが目標だったのですが、経理経験も資格もなかったため『日商簿記2級』の取得も転職活動と並行して取り組んでいました。

日々の業務終了後に時間を確保して学習を行なっていたため、体力的にはかなり辛かったです。転職活動には2ヶ月かかりましたが、『簿記2級』の資格は入社直前に取得しました。

退職交渉は直属の上司に相談し、大きな引き留めもなく退社することができました。

■転職活動の結果

応募会社:4
書類通過:2
一次面接通過:2
内定:2

とくに苦労したのは応募書類の作成

転職活動でとくに苦労したのは『履歴書』と『職務経歴書』の作成です。転職エージェントのサポートを受けてはいたのですが、志望動機と自己PRの項目の作成に大変苦労しました。

ここは何度も添削を繰り返し、並行して応募を進めていきました。結果的に4社中2社に通過することができました。

全く未経験の職種への転職希望だったため、なぜその職種を志望するのかという動機と、自分が現職で持っているスキルをどう活かしていけるかを伝えるのに苦戦しました。

面接では定番の質問がメインだったが…

経理職志望なのに簿記を持っていないことは突っ込まれました。「大学生でも持っている」と」言われたときには終わったなとも思いました。

【Q1】「簿記」の資格取得のために自己学習を行なっているか?
業務終了後と休日に行なっています。御社への入社前には取得します。

【Q2】居住地から遠いが出勤は大丈夫か?
実家のこともあるので、遠方でもとくに苦にならない。

【Q3】履歴書の空白期間の理由は何か
(1社目は既卒入社でした)家庭の事情で就職ができない期間がありました。

給料は下がったがやりたい仕事につけたことが嬉しい

今回の転職では、希望する職種である「経理」に就くことができたのが最大の喜びです。好きで勉強してきたことを仕事にすることができたので、とてもやりがいを持って働けています。

1年目は前職より年収が下がりましたが、2年目で前職の年収を超えることができました。

エージェントとの模擬面接でみっちりアピールポイントを見直せた

面接の前にはリクルートエージェントの担当の人に指導してもらい、意欲と前職での結果をうまく伝えることができました。

在職中の資格取得や自己学習を継続していたことで、未経験ながらその職種に対して主体的に学習しているという姿勢をアピールできたと思います。

また、直接的に志望職種には関係のなかった営業職での成績も、経験として非常に評価して頂きました。

「未経験=経験ゼロでもいい」という思考は捨てたほうがいい

未経験職を受けるからといって、全く知らないわからないではなく、自分の業務範囲内で知っている知識があることと、自分なりに勉強を進めていることをアピールすることは重要です。

中途なので、未経験とはいえ新卒のようにゼロから教えて貰うのではなく、主体的に知識やスキルを習得していくという姿勢を見せるよう心がけました。